ヘアカラーってどうやって染まってるの?


どうもこんにちは。


ケアルタイムの村上です。


通常のアルカリカラー


【ヘアカラーってどうやって染まってるの?】



まずはヘアカラーの基本的な事から

ヘアカラーは基本的にブリーチ(メラニン色素の破壊)をしながらカラーの染料を髪の中で発色させてます。

ヘアカラーの成分は大きく分けると、アルカリ剤、染料、過酸化水素、コンディショニング剤です。


明るいヘアカラーと暗めのヘアカラーの違いは?

色素の濃さとアルカリ剤の強さ、PHの違いです。

カラー剤は明るくなるほどに色素は薄く、アルカリ剤が強く、PHが高くなります。

色素の濃さはあまりヘアダメージに関係がありません。(間接的に関係がある場合もありますので、後に説明します。)

基本的にアルカリ剤が強いほどに、ヘアダメージも増加します。

アルカリ剤が強いほどに髪の毛を明るくする力(ブリーチ力)が強くなります。

ブリーチの力が強いほどにヘアダメージは強くなります。

明るいヘアカラーであればあるほどに、ヘアダメージは強いわけです。


そもそもアルカリ剤って何のためにに入ってるの?

1キューティクルを開き、カラー剤を内部に入りやすくする。

2を分解し、活性酸素の力でメラニン色素を破壊し、髪を明るくします。

3また分解された活性酸素によって染料を酸化させ発色します。

髪の毛を明るく染めるためには、アルカリ剤は必要なんです。



でもアルカリ剤が必要以上に強いとダメージしてしまいます。

短時間で仕上げるために、目的の明るさよりも明るいヘアカラーで染めたり、一度ヘアカラーを経験している部分(既染毛といいます。)にアルカリ剤の強いカラー剤を使ったりしますと必要以上のヘアダメージがでてしまいます。

一度ヘアカラーを経験している髪はブリーチをする必要が無い事が多いですし、キューティクルも開きやすい状態になっていますので、アルカリ剤を抑えた毛先用のヘアカラーで染め上げる事ができるのです。

毛先の色を変える必要がないのであれば、リタッチカラーで根元だけ染める事で、ダメージの増加はありません。

こういった施術でダメージコントロールする事で髪の毛は綺麗な状態を維持できるのです。



染料の濃さはヘアダメージに関係ないの?

直接は関係ありませんが、染料の濃さとアルカリの強さ(ブリーチの強さ)のバランスでヘアカラーは、仕上がりの明るさが決まってきます。

たとえば白髪染めや市販品のヘアカラーは、染料が濃く、その分の明るさをだすためにアルカリ剤が強い場合が多いですので、通常のヘアカラーに比べてヘアダメージが強くなる場合があります。

白髪染めや、市販品のヘアカラーに限らず、染料が濃くアルカリ剤が強いヘアカラーも沢山あります。特に最近は、そういったヘアカラー剤が流行しておりますので、美容室では多く使われております。そのため実際のヘアダメージは大きくなっております。その分コンディショニング剤で補っておりますが、いずれ落ちて無くなってしまいますので、後に見えてくるヘアダメージや色落ちが強くなってしまいます。




という具合です。


なにより大事な事は、ダメージ部分にダメージを必要以上に重ねない事
ダメージコントロールです。

Curel time

Cureltimeではスタイリスト単位でお一人づつ予約をおとりしています。 ゲストのことを第一に考えた結果、完全予約制でお一人づつの施術という形になりました。ヘアスタイルだけではなく 心も身体も美しくトータルに魅力を引き出すお手伝いができたらと考えております。

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