【トリートメントで】どっちの美髪がいい?【ヘアダメージ】
髪の毛本来の美しさを取り戻したずっと続く美髪?
サロントリートメントでダメージを隠した美髪?
毎回美容室でトリートメントしてるけど一向にダメージが改善しない・・・
トリートメントをしてその時はいい感じだけど・・・・
ヘアダメージがを回復させるにはダメージコントロールしか方法はございません。
ケアルタイム の村上です。
今日はどのようなサロントリートメントでヘアダメージが起こるのか、そしてなぜヘアダメージが起こるのか、理由を書いていきましょう。
1尿素などのアルカリでタンパク質を膨潤させ保湿剤を入れ込むトリートメント
アルカリで毛髪内部を広げ保湿剤を入れ込むトリートメントです。パサつきをおさえしっとりとした質感になります。
アルカリ成分によるタンパク質の変性のヘアダメージがおこります。こういったアルカリを使用したトリートメントは回数を重ねる事に膨潤度が高くなり仕上がりモチも良くなりますがその分ダメージが増加してしまいます。トリートメント成分が落ちた後は施術前よりヘアダメージを感じるほどになってくる場合もあります。
2毛髪タンパク質の構造を変える髪質改善トリートメント
毛髪内部の結合を切り、毛髪の癖や歪を取るトリートメントです。
一時的に毛髪強度が向上するものもございますが、いずれ毛髪の強度が元の状態より低下し日々のヘアダメージが起こりやすくなります。また強くヘアダメージしている髪ほど薬剤が反応しやすく美容師が状態を見誤ると一度の施術で強くヘアダメージする事もあります。
3被膜系トリートメント
毛髪表面を強い被膜で覆うトリートメントです。手触りや艶感が向上しますので多くのサロントリートメントに利用されています。
長期間、毛髪表面を被膜で覆っていると毛髪内部の水分が低下すると言われています。また被膜を形成する事で毛髪が乾きにくくなりドライヤーで乾かす時間が増え、日々のダメージが増えてしまいます。特に天然オイル系の被膜が乾きにくくなる傾向です。また普段アイロンセットをしている方はカールがつきにくく取れやすくなりますのでアイロン温度をあげたり回数が増えがちになり、蓄積ダメージが増ます。また強い被膜が形成されてる毛髪は薬剤の浸透が悪くなりますので、ヘアカラーやパーマ施術時に薬剤のパワーや施術時間が増えダメージが増加してしまいます。特にケイ素などの鉱物系の被膜を使ったトリートメントはとても強い被膜を形成し強く毛髪に負担がかかります。アルカリや熱を利用して強い被膜を形成するトリートメントもございます。
4ヘアカラーやパーマ時の前処理トリートメント
ヘアカラーやパーマ時、薬剤の作用を抑える効果がございます。ですが前処理トリートメントを使用せず、毛髪の状態に適した薬剤を使用するほうがヘアダメージも少なく、モチも良いのです。薬剤の浸透を良くするものや薬剤のパワーを上げるものもございます。こちらは適した使い方をすれば良し。
番外編
ヘアカラーの薬剤に配合されているコンディショニング剤
最近のヘアカラーにはコンディショニング剤が大量に配合されています。仕上がりの質感が良いのでダメージが少ないと錯覚してしまいがちです。実はダメージ蓄積されているのに見誤り何度も施術を繰り返し強いダメージヘアになってしまう事もございます。
※これらのトリートメントを複合的に使っているサロントリートメントが多いです。
おまけ
よくお客様に聞かれる事
『自宅のトリートメントもだめ?』
って
自宅のトリートメントとサロントリートメントは別物と考えましょう。
自宅のトリートメントは基本的に一日だけヘアダメージを隠し綺麗にみせてくれるものです。ファンデーションみたいなものですね^^
負担は少ないですし日々の摩擦などの蓄積ダメージを予防する効果がございます。
ですが被膜を蓄積させるのは良くないので次の日のシャンプーで洗い流せるくらいの強さのもの、乾きにくくならないくらいの強さのものが良いですよ~
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