パーマとカラーを同日にするとダメージが強いからしちゃだめ?




どうもこんにちは。




ケアルタイムの村上です。




普通に考えてパーマとカラーを同日にすると、続けて2度化学反応が起こるわけですからダメージが通常より強くでてしまう。






だからしちゃだめ!!







と思いますよね。



1週間くらいあけて下さいとか聞きますよね。




通常の施術法ならば


まぁそれはそうなんですが、




これ実は薬事法違反だからしちゃだめなんです。


ダメージが通常より強くでるからという事だけではないんですね。




一般的に、パーマ液もカラー剤も医薬部外品です。

薬事法では、医薬部外品同士をいっしょに使う事を禁止しております。

(同日でも同時に塗ってるわけじゃないしwとか、じゃあダブルカラーもいかんやんwwwとかツッコミどころはありますがwまぁこの辺はまぁグレーな感じです。)




ですが、どちらかが化粧品登録の薬剤ならば同日施術しても大丈夫です。



もちろん化粧品登録の薬剤だからダメージが少ないという事ではないですよ。


法的に大丈夫という事です。



同日施術はだめなので、1週間くらい期間を置いてから施術する。



うん。



ヘアダメージだけ考えるなら、その通りでしょう。





ですが、




パーマもカラーも落ちちゃいますよねぇ。



カラーをして1週間後にパーマをする。

      ↓

   カラーが薄くなる


パーマをして1週間後にカラーをする。

      ↓

   パーマが緩くなる



同日施術でも同じ事ですが、1週間後の方がアルカリが抜ける分マシだったりします。





ですから




落ちる事を見越して、パーマは強く、カラーは濃くいれるなどの対処法をとるのが一般的です。





デザインの変化が読みにくく、けっこうデリケートな施術なのではないでしょうか。




お客様も1週間の間


(パーマがくりんくりんしとる( ^ω^)・・・)


(カラーがなんか濃いな( ^ω^)・・・)




我慢しなくてはいけませんよね。






ズバリ解決しますよ。




ダブルカラーとパーマの同日施術です^^




すっごいダメージでそうですよねwww





施術法によっては実はそうでもないんですよ。




同日施術によるヘアダメージ増加原因の主なものは、カラーやパーマのアルカリ成分です。


1度目の施術でアルカリが抜けきらない状態にまた2度目の施術のアルカリが重なる。


アルカリが重なる事によっての薬剤の過剰反応です。




つまりアルカリを重ねない、重なるアルカリを少なくすればいいんですよ。




1度目の施術でアルカリが残っている(膨潤している)わけですから2度目の施術はさほどアルカリは必要ない。


膨潤をコントロールすればずいぶんとダメージは軽減します。





簡単に言えば、カラーした直後の髪はパーマが良くかかるから優しい薬で大丈夫~



って事です。



1週間あけて施術

普通のカラー剤のダメージ+普通のパーマのダメージ


同日施術

普通のカラー剤のダメージ+優しいパーマ液のダメージ+同日施術によるダメージ



これ、そんなに差がないんです。




次に


カラーした後のパーマをするとカラーが落ちる問題を解決



パーマをしたあとに色だけ入れればいんです。

アルカリが少ない微アルカリカラーなどで染めればパーマはまず緩くなりません。




ダブルカラーで

最初に明るさをデザイン

    ↓

化粧品登録のアルカリが少ないパーマ液でパーマ

    ↓

アルカリが少ないカラー剤、ノンアルカリのカラー剤で色味を入れる。





完璧やん





多少のダメージ増加ですみますよ。



法的にも問題ありません。(ダブルカラーにグレー感がありますがw)




パーマやカラーは必ずヘアダメージがでます。


大事なのはそれをコントロールし、毛髪体力の許容範囲を超えないという事です。


ダメージが一番少ない方法がベストというわけでもありません。

デザインなど色々な要因を踏まえての選択がベストだと思いますよ^^


ダメージコントロールはダメージする事を何にもしないって事じゃない。





というか





カラーをリタッチのみにすれば、最初から何も問題ないのですがwww






独り言


美容室のグレーな所、書いても面白そうだな。



Curel time

Cureltimeではスタイリスト単位でお一人づつ予約をおとりしています。 ゲストのことを第一に考えた結果、完全予約制でお一人づつの施術という形になりました。ヘアスタイルだけではなく 心も身体も美しくトータルに魅力を引き出すお手伝いができたらと考えております。

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